健康

大人の歯列矯正はするべき?費用はいくら?期間は?そして顎変形症と手術

あなたは歯並びに自身がありますか?
私は約50歳ですが、歯並びに自信がありません。
かなり段差がある歯が数本あります。
子供のころに矯正をしていればよかったのでしょうが、40年位前は矯正をしている子供そうはいませんでした。
家の経済状況を考えても無理だったでしょう。

私は女性にもてたいので、笑顔が大切です。
笑ったとき、歯並びはすごく良い、悪い印象を与えます。
想像してみてください。

マッチングアプリで出てきた女性の笑顔はいいのですが、歯並びが悪かったときのことを。
パスしてしまうでしょう?
あなたも歯並びが悪ければパスされてしまいます。

ただ、大人で歯列矯正をしている人を私はあまり見たことがありません。
そこで大人が歯列矯正をできるのか?費用や期間について調べてみました。

歯並びが気になるんだよね
新社会人タカ
新社会人タカ
僕の憧れの先輩もみんな歯並びいいんです。

 

 

大人は歯列矯正ができるのか?

大人で歯に矯正機器をつけている人を見かけることは珍しいですが、大人でも歯列矯正はできます。
ただし歯も歯茎も顎の骨も成長が終わっており、形が固まっています。
そのため子供に比べて期間が長くなったり、手術などの手段を用いる場合があります。

いまテレビを見ると、異様に歯並びのいい芸能人が多いですよね?
たいていの人が歯列矯正をしています。
たとえば、本田翼、武井咲、高梨臨、橋本環奈、沢尻エリカ、中村アンなどなど。
最近ではマツコや指原梨乃もそうです。

歯列矯正のメリット・デメリット

メリット

見た目が良くなる。
コンプレックスが解消され、精神的に良い状態になる。
歯の磨きにくさが解消されるので、歯を健康に保ちやすくなる。
噛み合わせが改善される。

デメリット

治療期間が数年かかる場合が多い。
保険適用外が基本なので費用負担が大きい。
治療中に違和感や痛みがある。また歯が磨きにくく食べかすがつきやすい。

歯列矯正の種類

さて、大人でもぜんぜん歯列矯正できますが、矯正方法にもいろいろあるようです。

ブラケット矯正(表側)

最も一般的な矯正方法です。ブラケットとは歯にワイヤーを通して引っ張り、歯列全体を固定させる装置です。メタル製のものが一般的ですが、最近目立ちにくいものも開発されています。
費用は80万~150万くらい。
期間は2~3年くらい。

ブラケット矯正(裏側)

同じくブラケットを使うのですが、歯の裏側に施すことによって、見た目でほとんどわかりません。
指原梨乃は裏側矯正していたことで有名です。
費用は100万~200万以上まで。
期間は3年くらい。

マウスピース矯正

取り外し可能なマウスピースを使った矯正方法です。
自分で着脱が可能なので、たとえば歯も磨きやすいです。
また目立ちにくいものもあります。
インビザラインということもあります。
ただし歯の重なりが大きかったりする、歯並びの悪さにより、適用できない場合があります。
費用は80万くらい。
期間は2年くらい。

セラミック矯正

歯の周りをけずり、セラミックをかぶせて歯並びを整えます。
費用は1本あたり7万円以上。
期間は3ヶ月くらいまで。

インプラント矯正

インプラント治療をすることによって歯並びを改善します。
天然の歯を人口の歯に取り替える治療です。
一本単位で矯正できます。
自分の歯を抜いてしまうので、一般人でこれをやる人は少ないでしょう。
芸能人ではイモトアヤコ、和田アキ子、日村勇紀、モーガン・フリーマンなどがやっています。
費用は一本あたり数万円から。

手術が必要な場合

私が矯正歯科にいってみてもらったところ、手術が必要なので対応できる病院に行ってくださいといわれました。
理由は上の歯の歯並びの幅が下の歯のものより狭いということ。
正しい歯並びは、下の歯を上の歯が若干覆うくらいのかみ合わせということで、幅が狭く、骨自体の幅も狭いのでこのままの骨格で幅を広げていくのは無理ということでした。

私は、今のかみ合わせで特に不満がなく、ただ単に見た目(歯のでこぼこ)だけを良くしたかったので、手術をしないで矯正ができる歯医者はないか、何件か探してみましたが、根本的な歯並びの治療なしに見た目だけよくしてくれるという歯医者は見つかりませんでした。

矯正に手術が必要な症状のことを一般的に顎変形症といいます。
あごの骨や大きさ、位置が異常なじょうたいにあり、かみ合わせの不具合を起こしていて健康上に問題がある、場合です。

普通の矯正と違い、手術をしないと矯正できないというのは大変なデメリットです。
手術のために入院しなければならないですし、手術費用もかかります。
ただし、顎変形症の場合にもひとつだけメリットがあります。
それは保険治療ができるということです。

矯正費用+手術代ということで、保険なしですと当然普通の矯正治療よりお金がかかりますが、保険を使うと3割負担になり、普通の矯正治療を保険なしでする場合よりも安くなる可能性があります。

顎変形症の場合の治療ステップですが、これは症状によりかなりバリエーションがありそうです。
一般的な流れを書きますと、

  1. 初診相談
  2. 精密検査
  3. 診断
  4. 手術前矯正
  5. 骨きり手術
  6. 手術後矯正
  7. 2回目の手術をする場合あり。
  8. 手術後矯正
  9. 保定

となります。
大体2年から4年くらいかかるようです。

保険治療で手術を行う場合は国から認定を受けている医療機関でなければなりません。
大学病院のことが多いようです。

保険適用される矯正歯科治療を行うことができる医療機関

ただし保険治療ですので、治療方法が限定されています。
ブラケット矯正(表側)しか適用できません。

大人で矯正器具がはっきり見えるのは、私としては恥ずかしく、治療期間中女性にもてなくなるのではと思い、裏側矯正でできるところはないか探しました。
確かに裏側矯正でもできるのですが、やはり保険が利きません。
そのため治療費があわせて500万近くなるということでした。
芸能人でもないの歯列矯正に500万はなかなか出せないですよね。

大人の歯列矯正のまとめ

大人でも歯列矯正はできますし、やっている方も最近ではすごく多いです。
歯並びにコンプレックスのある方は検討してみてはいかがでしょうか?

私ですか?
私は、やはり矯正中の見た目がきになるんですよね、とある矯正歯科で相談したところ、

「見た目が気になるかどうかは主観なのでなんともいえませんが、500万ほどもかけられないというのであれば、保険治療をするか、一生ほっておくか、どちらかしかありません。保険治療を開始してみて、見た目が悪いと思ったら途中でやめればいいんじゃないですか?」

といわれ、現在保険治療で矯正を始めようかと決断したところです。
こういうようにざっくばらんに言われたら、なるほど、そういう手もあるのか、とトライしてみたくなりますよね。
なかなかこういうように言ってくれる先生はいないかもしれません。